IDEE GAREGE スリッパワークショップ レポート
2013年9月1日に、神奈川県藤沢市のIDEE GAREGEにて オリジナルスリッパを作るワークショップを開催 […]
期間:2006.04.05 – 04.10 企画:自主企画
「AnyAny would make anything all over the world.」
イタリアで毎年行われる世界最大規模の家具の見本市「Salone del mobile」通称ミラノサローネ。その会場に突如登場した意味不明な物体を積んだトラックと全身けばけばしいユニフォームを着た若者。なにやら物々しい雰囲気を漂わせていましたが、何を隠そうこれらすべてが今回の作品。私達の掲げたコンセプトは「AnyAny would make anything all over the world.」まあ正直むちゃくちゃです。世界中で何でもしますよなんて、、、。今回メインで制作したものは、現地で調達した大量の家具(椅子、机等)をジグザグにくみ上げてジャングルジムを構築しました。このジャングルジムの意図するものは、デザインが完成していくプロセスの中で一番重要な要素の一つ。「きっかけ」。何気ない日常の生活の一挙一動から、さまざまなトリガーを見つけそこから新たなプロダクトへと発展させる。このジャングルジムは、いわばそのコンセプトモデルです。家具とは何ぞや?とその今まで私達が家具とふれあってきた中での思い出を振り返りながら、もう一度「カグ」を再考してみる。「デザイン」をされた家具が毎年毎年無数に生まれて来る中心のミラノサローネにてこの展示会を行うことで、ここに関わる人たちへ何かしら想いを巡らせるきっかけになればというプロジェクト。